売買契約の心構えと特に気をつけるべき点

物件選定

こんにちは、ヤマトキです。

本日は売買契約を進めるにあたって心構えと
気をつけるべき点をお伝えできればと思っています。

価格交渉がまとまったら売買契約に進みますが、
買付申込を出してから大体1~2週間後に売買契約を行います。

ここでは書面で売買にあたっての条件を決定するのですが、
ここも価格交渉のタイミングであることをしっかり認識しておくべきです。
事前調査ではわからなかった点が売買契約によって明らかになることがあるからです。

不動産の購入契約は通常「売買契約書」と「重要事項説明書」の2つの書類の署名と捺印をもって行いますが、
いずれも「事前に不明の条件が出れば価格交渉をやり直す」という心構えであたるようにしましょう。

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事前に書類はドラフトの状態で送ってもらおう

大体の不動産業者は
売買契約を行う場で初めて、この2種類の書類を提示してきて
その場で説明を行います。

ただ、その場で説明を受けても細かく理解することができず
不明点や気になる点があっても、その場で指摘しづらいため
事前にドラフトを送ってもらい内容をしっかりチェックして

・気になる点をまとめる
・気になる点についてこのような交渉ができないか検討しておく

この2点を準備するようにしましょう。

中にはちょろっと小さい字で書かれていても
交渉次第では数百万の値下げ交渉ができるようなものも眠っています。

契約書に印を押した時点で
すべての項目、条件に同意したとみなされますので
必ず事前に書類を送ってもらいチェックし、材料を集める!
心残りのないように準備しましょう。

第三者の力を借りよう

売買契約書や重要事項説明書を個人で見ても
それが自分にとってプラスなのかマイナスなのか
それさえもわからないということはよくあると思います。

そんな時は不動産投資経験者の力を借りましょう。
具体的には

・司法書士
・行政書士
・不動産投資コンサルタント(アドバイザー)
・不動産投資の先輩

これらの方々に知り合いがいたらチェックしてもらうように頼んでみましょう。
今回の取引に関して利害関係がない人という点がポイントです。

全ての内容に合意するまで印は押さない

先ほどもお伝えした通り、
一度印を押してしまったら全て同意したとみなされます。

売買契約の当日や現地での説明時でもかまいません。
気になる点があれば必ず確認するようにしましょう

”とりあえず”
でのサインや印はしないようにしましょう。

以上です。

売買契約も価格交渉の場です。
悔いが残らないようにしっかり準備するようにしましょう。

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