こんにちは、ヤマトキです。
本日は個人で不動産投資を進めていく際に
物件を購入を取り合い、
空室を埋める際にもライバルとなりうる
競合プレーヤーの種類について解説していきたいと思います。
個人投資家
これは一番メジャーなライバルですね。
個人の不動産投資家にも2種類います。
- 先天型の個人投資家
- 後天型の個人投資家
前者については
相続等で先祖代々引き継いだ土地や物件があり
それらを運用している投資家、
後者は
不動産を所有していない状態からスタートし
物件を1から探すところから始める投資家です。
現在の日本は前者の先天型の投資家がほとんどです。
なぜなら日本中に存在する賃貸アパートやマンションは
誰かの所有物であり、自身の代で初めて物件を購入する人は一握りだからです。
先天型の不動産投資家の多くは
自身が投資家という認識はあまりなく
相続で引き継いだ物件を運用して
ある程度安定的な家賃収入を得たり、
賃貸に出さないにしてもいざという時の資産として保持している方が多いです。
そういった方々は不動産経営のノウハウに詳しくはないため
先代で運用していた管理会社にそのままお任せで運用しているケースが多く
不動産投資家として規模拡大という点をあまり考えていないようです。
つまり実際に
物件購入のライバルとなってくるのは
「資産形成として不動産を持ちたい」
「年収を増やして不動産収入で生活したい」
など具体的な目標を持ち、
しっかり勉強している方々が該当するため手強いのです。
近年はサラリーマン大家のブームで
融資のつきやすい物件、フルローンやオーバーローンが組める物件を
求める思考の人たちが増えているため、
優良物件の取り合いが激しくなってきています。
不動産賃貸会社
ここには、個人投資家が不動産を買い進めていき、
途中から法人成りで法人化した投資化も含まれますし、
元々法人として商売しつつも副業で別会社をたてて
不動産賃貸業をしているケースも含まれます。
さらに不動産の賃貸仲介、売買仲介会社が自社で所有するなどのケースもあります。
これらの法人規模の投資家は知識や資金が潤沢なため
まともに物件を取り合ってもなかなか競り勝つことが難しいです。
そういった方々と差別化を測るために
少し小規模な物件や手間のかかる物件を狙う、
もしくは優良不動産業者とつながり
まだ世に出回っていない優良な物件を紹介してもらうなどの方法があります。
投資ファンド
こちらは個人投資家たちの資金を元手にファンドを形成し、
数十〜数百億円規模の大型物件を購入し運用している機関投資家です。
都心の一棟物件や商業施設を中心に取得する傾向があり
小規模な物件は対象外としますので、
個人投資家と競合することは少ないと思います。
マンションデベロッパー
こちらは新築で分譲マンションを建築・販売する業者です。
個人投資家向けにマンションを1戸単位で販売したり、
実需向けにファミリータイプのマンションを販売しています。
自身で建築し、販売で利益を取ることが目的のため
個人投資家と競合することは少ないですが、
売れ残った分譲マンションを子会社などで
マンスリーマンションなどで貸し出すこともあるので、
入居者の取り合いという点で競合する可能性が発生します。
以上が、個人投資家として物件や入居者を取り合うライバルたちですが、
最初のうちは、規模感もそこまで大きいものが買えないので、
後天的な個人投資家が一番のライバルとなるでしょう。
ライバルたちに勝てる有利な状況を作ることが
重要になってきます!
コメント