こんにちは、ヤマトキです。
本日は不動産業者の種類について解説したいと思います。
以前、不動産業者には元付業者、客付業者がいるという話をしました。
それはあくまで仲介業者の種類の話ですが、
今回はもう少し広い目線で不動産業者の種類を見ていこうと思います。
不動産業者の種類
一言に不動産業者といっても、業者によって得意、不得意の分野が存在します。
大きくは6種類に分類されます。
投資用物件の売買業者
投資専門の業者は新聞や雑誌、ネットにワンルームマンションの広告を出したりと
営業を行っている業者ですが、
営業店舗は都心に集中しており、物件のエリアとは関係なく
事務所を構えているケースが多いです。
マイホーム系の売買業者
マイホームのみの取り扱い業者もいれば、投資用物件を取り扱っている業者もいます。
お店構えが大きく地元密着型の業者が多く、
店舗でお客さんの要望を聞き、
その人にあった家探しをしますので、
該当エリアにそれぞれ営業所を置いて店舗営業活動を行うことが多いです。
電話や資料請求をして一切連絡をとらないでいると、
次からコミュニケーションを取りづらくなるため、
狙っているエリアの不動産業者とはこまめに連絡をとるようにしましょう。
賃貸住宅の客付業者
賃貸物件しか取り扱っていないのが特徴です。
駅前に店を構えるケースが多く、大手業者が多いです。
アパマンショップ、エイブル、ピタットハウスなどが該当します。
外観のマイソクをみるとすぐわかりますが、
賃貸物件の広告ばかりを載せています。
賃貸オフィス・店舗の客付業者
オフィスや店舗の賃貸付を専門に行っている業者で、
お客さんは法人や個人事業主となります。
地方の場合、物件数が少ないため
他の不動産を取り扱うのと掛け持ちでオフィス・店舗の賃貸付を行っていますが
都心では物件数が多いため、オフィス専門の業者が存在します。
賃貸・売買・管理
その地域で古くから営業しており、
古くからのネットワークのある会社は不動産にかかわるすべてのことを
取り扱っている傾向にあります。
ちなみに古いかどうかは不動産業者の免許番号でわかります。
トラブル解決系
営業しているかはわかりませんが、
人脈を通じて不動産にかかわるトラブル解決を引き受けて収益にしている業者です。
普通の不動産投資家はそこまで関わることはないかと思います。
不動産業者との付き合い方
地域の不動産業者は一見さんには冷たいですが、
常連さんと認識されると様々な情報提供をしてくれる可能性があります。
・大手がよく、中小が悪いということはない
・優秀な担当者には多くの顧客がついている
・名刺や自己PRをまとめて置くと覚えてもらいやすい
・買う気があること、買うための資金力・信用力があることをアピールする
・具体的にどういう物件を求めているのかを伝える
・高望みはしすぎず、妥当なバランスの物件をリクエストする
・連絡をもらったら即座に返信すること。
「連絡をもらったら即座に返信すること。」です。あくまでも不動産業者はビジネスパートナーと考え
しっかり礼儀をもってコミュニケーションをとりましょう。もちろん不動産業者はビジネスですので
自社の収益を目的としているかもしれませんが、
優良な不動産業者の担当者は
ビジネスパートナーである投資家も一緒にwin-winとなるように
一生懸命こちらに付き添って考えてくれます。
良い関係が気づければ、
優良な物件を優先的に紹介してもらえますので、
意識してコミュニケーションをとってみてください。
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