融資利用時の費用「ローン事務手数料」「ローン保証料」とは

ローン事務手数料とローン保証料 融資戦略

こんにちは、ヤマトキです。

融資利用時にかかる諸費用のうち
ローン事務手数料」と「ローン保証料」、
この2つは安くはないので、
どういったものでどのくらいの金額をどこに支払うべきものなのか
この辺りはしっかり理解しておきましょう。

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ローン事務手数料

ローン事務手数料は金融機関などがローン実行時に徴収する手数料です。

金融機関によって料率は異なりますが、
融資額が大きければ大きいほど高くなる傾向があります。

ただ、日本政策金融公庫などの政府系金融機関の場合は
ローン事務手数料が無料となります。

また、別で「ローン事務手数料」と言われ方をするものがありまして、
新築マンションなどを販売するマンションデベロッパーを通じて
物件を購入する場合、
そこの業者がローンを組むサポートをしてくれるケースがあります。

そのサポート費用をローン事務手数料として徴収されます。
ローン代行手数料」という言い方もします。

ローン保証料

ローン保証料は連帯保証人に加えて保証会社に求められる料金です。
※連帯保証人は保証会社に入れば必ず入らなければいけないというわけではありません。

融資期間の全額をまとめて事前に払うケース
毎月の金利に上乗せして払うケースがあります。

民間金融機関の場合、一定条件を満たすと融資協会融資を使え、
金利の上乗せによって保証人不要となります。

日本政策金融公庫の場合も
保証人を用意する代わりに金利上乗せするかを選択することができます。

例)メガバンクA銀行
保証会社事務手数料:¥50,000+消費税
を一括で支払う必要がある場合、
金利上乗せ選択時 の100万円あたりの保証料が以下の通りです。

年数保証料
1年¥1,016
2年¥1,942
3年¥2,844
4年¥3,724
5年¥4,580
6年¥5,426
7年¥6,240
8年¥7,031
9年¥7,799
10年¥8,544
11年¥9,302
12年¥10,006
13年¥10,688
14年¥11,345
15年¥11,982
16年¥12,595
17年¥13,187
18年¥13,758
19年¥14,308
20年¥14,834
21年¥15,416
22年¥15,907
23年¥16,374
24年¥16,826
25年¥17,254
26年¥17,669
27年¥18,063
28年¥18,440
29年¥18,800
30年¥19,137

こちらを見ていただくとお分かりの通り、
金利上乗せの方が高くなります。

ただし、投資家としては
支払い額は高くなっても初期費用がかけず、
長期的に支払うことができるだけメリットが大きいので
もし選択が可能であれば、
金利上乗せをおすすめします。

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