【不動産の価格交渉】現地調査から交渉材料を引き出す

現地調査から引き出す 物件選定

こんにちは、ヤマトキです。

本日は価格交渉のテクニックの1つとして、
現地調査した情報から価格交渉材料を引き出す方法についてご紹介します。

現地調査については、価格交渉材料を集めに行っていると言っても過言ではありません。
GoogleMapなどではわからなかった事も現地に行けば見えてくる情報が多いからです。

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交渉前に現地調査に行こう

前回ご紹介した物件概要書から交渉材料を引き出せたら
すぐに価格交渉に入りたくなるとおもいますが、
現地調査でも見えてくる交渉材料も多いので、現地調査に行ってから価格交渉を行うようにしましょう。

現地調査で見えてきたマイナスポイントを
箇条書きで良いのでたくさんメモしておきましょう。

不動産は現況有姿なので、多少の不具合は納得づくで買ったとみなされるので、
現況の不具合はすべて価格交渉に盛り込むくらいの気持ちでチェックすべきです。

物件の周辺環境・物件の状態に基づく価格交渉

物件項目をチェックしましょう

項目調査内容
駅から徒歩分数物件概要書に書かれている徒歩分数と差異がないか
ストップウォッチで測ってみます
物件の周辺や物件までの道のり・物件周辺、特に近くに嫌悪施設などは存在しないか、
ゴミ収集所の状況や、ゴミ屋敷などがないか
道路には坂道がないか、歩きやすいか、暗くないか
・信号が多くないか
踏切がないか
この辺りを詳しくチェックしていきます
道路付け接道の幅(4mは超えているか)などメジャーを使って測ってみて問題がないかを調べます。
立地近隣施設、バス停、近隣の駐車場の有無をチェックしていきます
物件の状態・階段やてすりのサビ、塗装剥がれ
外装の痛み、ヒビ(クラック)、塗装剥がれ
・屋根の痛み、剥がれ
基礎のコンクリートのヒビ(クラック)
・植え込みの雑草、枯れ、ゴミ
・自転車置き場、ゴミ捨て場など共用部分が散らかっていないか
・郵便受けの老朽化
・給湯器、エアコンなど外観からわかる老朽化
・水道(給水設備、ポンプなど)、下水(配水管、浄化槽など)のメンテナンス費用
・内装の痛み具合
この辺りを詳しくチェックしていきます

上記のマイナス要因は全て、価格を引き下げる要因として働きます。

これらについて価格交渉を行う際に

購入後に多少損になりそうなので、
そこを見越して少し安く買わせてください

ということを主張すると説得力が増します。

物件の状態は特に購入後の修繕は売主の関知する部分ではないため、
事前にリフォーム会社に見積もりをとってみるなどで
修繕費用に織り込んでみましょう。

なかなか、折れてくれない部分もあるとは思いますが
そこを少しずつ譲歩していくおとで希望が近づけることができます。

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